子育てのためや、あるいは親の介護のためなどでブランクがある人が社会復帰を目指すなら、いくつか試してみると良い職種があります。
その代表的なものが短期のパートやアルバイトです。
短いものだと一週間程度からありますし、長くても三ヶ月や半年といった期間を働けば良いのです。
勤務態度が良い場合や繁忙期などの理由で延長できることもあれば、もちろん自分に合わないと感じれば断ることも可能です。
メリットは何と言っても、比較的どの職種も技術や深い知識がなくできるという点です。
そのため実務経験がない人でも採用されやすいでしょう。
具体的な事例で言えばスーパーの品出し業務で、オープンする前に店舗へ行き、商品を棚に並べて行くというものです。
働く場所によっては開店後も残り、商品が売れるたびに補充する作業を任されるケースも珍しくありません。
他にも工場でのパートやアルバイトもあって、弁当を作るところなら、ベルトコンベアから流れてきた容器におかずや米を詰めていきます。
決められた数が作れているのかをチェックする検品や、箱詰めする梱包作業など自分に合った作業を選べる工場も多いです。
電子機器を作っている会社なら、簡単な半田付け作業を任される場合も少なくないです。
スーパーや工場以外なら、パチンコ店などの閉店作業という職種も、ブランクがある人が社会復帰するには向いています。
パチンコ台のガラス部分を雑巾で拭いたり、灰皿のタバコを処理したりといった清掃業務になります。